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はじめに
本記事では、アメリカ競馬の特徴からアメリカ血統の能力についてまとめていきます。
アメリカ競馬ってどんな感じ?
アメリカから来た種牡馬の特徴を知りたい。
こんな方に向けて書いていきます。
アメリカ競馬の特徴
アメリカ競馬といえば、
- ダート
- 短、中距離
- 早熟
この3つがとても大きな要素だと思います。
と言いますのも、
アメリカ競馬はアメリカらしく「ビジネス」の側面が強いからです。
では、アメリカ競馬について簡単に解説します。
ダートである理由
日本で地方競馬がダートで小回りの競馬場である理由と同じように、
- 競馬場を作る費用が少ない。
- ダートであれば管理が容易。
- 年間通して利用が可能である。
このような理由が大きいです。
もちろん、芝の競馬場もありますが主流は
やはり、ダートでしょう。
ただし、アメリカのダートは日本のダートのように砂が敷かれているわけではなく、
「土」が使用されており、
乾燥した土は非常に固く
パワーだけでなく、スピードも要求されます。
固い土のダートだから、パワーだけじゃなく、スピードも必要なんだね。
短距離中距離である理由
アメリカの競馬場は、
外側が芝、内側がダートの競馬場、
もしくは、ダートのみの小回りの競馬場が多く、
短、中距離での開催が多いと思われます。
また、レース展開がハイスピードになりやすく
スピードの加速力、持続性が大切になってきます。
スピードで押しきる競馬が多いイメージだね。
早熟である理由
- 早く馬を仕上げてGI勝たせる。
- 若いうちに引退させる。
- 種牡馬として種付け料で稼ぐ。
日本競馬のように馬を走らせて、賞金で稼ぐと言うより
種牡馬にして、種付け料で稼ぐと言う流れが強いようです。
若い方が種牡馬として活躍できる期間が長い為、早熟で仕上がりの早い馬が好まれると言うわけです。
そのため、2歳でも走る仕上がりの早い馬が多いです。
早く仕上げて種牡馬にして稼ぐ、正に「ビジネス」だね。
アメリカ血統の特徴
アメリカから来た種牡馬といえば、
リーディングサイヤー(1995-2007)のサンデーサイレンスが有名ですね。
あのディープインパクトの父です。
サンデーサイレンスも例外なく、2歳から能力を発揮し、4~5歳辺りまで能力を発揮する早熟の血統といえます。
また、アメリカ競馬のダートは「固い土」で開催されるため「芝」の適正もある程度ある場合が多いです。
パワーのみではなくスピードも求められるので、日本競馬の芝でも対応できる能力もあり、日本のダートでも対応できる能力があります。
適正距離については、短距離しか走っていなくても中、長距離まで走る可能性があります。
例としては、話題の種牡馬「ドレフォン」の産駒、ジオグリフが皐月賞(芝2000m)でGI制覇しています。
ドレフォン事態はゴリゴリのアメリカ血統で
ダートの短距離しか走っていませんが、
産駒は芝のマイル、中距離も走っています。
もちろん、ダートも走っていますよ。
まとめ
- 母の血統によって距離適正が変わる
- スピード、パワー、持続性が求められるアメリカのダートは芝適正も高くなる。
- 早熟で、2歳から能力を発揮し、4~5歳位まで活躍が期待される。
と言う特徴が分かっていただけましたでしょうか?
アメリカの血が入ってる新馬、未勝利の馬は注目してもいいと思います。
また、芝→ダート変わりの馬にも注目していきたいですね。
個人的にはドレフォン×キンカメの馬の活躍に期待したいと思います。
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